今日のプレミアカップの戦いはある意味決勝戦であった。
県選抜チーム相手に田舎の町クラブがやぶらなくてはならない壁。
こんな田舎の町クラブで頑張れる選手はユースへ行って必ずプラスになる。人生においても。
なぜなら負ける悔しさの数が多いからだ。今のうちの選手達の半数以上がピッククラブでプレーできる所まできている。だからこそビッククラブでは自分のミスも勝敗にはさほど影響しないし、おそらく優勝しても、負けたとしても心からの涙は出ないだろうな。
この大切なJrユース世代でどこの誰よれも頑張るという気持ちを持ってユースへ行く選手は強い。絶対に。過去そういった選手がグランデから毎年出ている事がなにより証明している。
1-4(1-0,0-4)前半シュート10本、相手3本。カウンター2,3回くらつたがほぼ相手コートで30分試合ができた。こういった中でやはり強いチームには最低2点は取らないといけないし、裏をかえせば最低失点で耐えられるチームは強い。
後半立ち上がり3分で2失点。強いチームはこういったスキを必ず得点に結びつけてくる。
それでも後半も決定的チャンスが何度か作れた。
タラレバ、、、にならないためにも当たり前に決められるレベルアップが求められるし今後の課題も明確になった。
個々のテクニックで劣っていなかったと思う。
ショートパスと全員が違うリズムのドリブルetc.....個性と想像力を全面に押し出したグランデサッカーをやり通しながら1年で追いつき、2年で追い越せる距離であることは確認できた。
今日の流した涙が君たちの財産。こういったゲームで涙流せる選手は強い。
よく、負けた試合で涙流すな、勝ってから泣けなんて言うけど。
今日のおまえらの涙は100パーセント許す。人前で相手チームの選手達が大勢いる中で泣ける。
全く恥ずかしくないし。幸せだと思う。格好悪くない。
「今日の涙、未来で輝く」そう信じたい。
各自、自分自身の通用していた所。足らなかった所。
鮮明に思い出せる今この作業をできる選手は間違いなく上達していくだろう。
サブメンバーこそ絶対に必要なこと。
ただ負けただけで悔しがっている選手はいつまでたっても同じ事の繰り返しだし次はない。
どこのチームの選手だろうと上に行く選手は誰よりも練習している。
しかも考えながら。
補足。決勝はフォルトゥナルvsヴァンフォーレ甲府2-0でフォルトゥナが勝利。
フォルトゥナの唯一の失点はグランデからの1失点となつた。
次の日のミーティングでは名指しで厳しい言葉も言った。
これで火がつかなければそこまでの選手。
次が楽しみ。
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