2018 年頭所感
新年あけましておめでとうございます。
今年は新しい事に挑戦する年になります。

私達の取り巻く環境は、国際感覚、価値観の多様化により急激に変化しております。
また、情報技術の進化に伴い、時間軸のサイクルが目まぐるしく早くなってきている事を感じています。
よって、各ご家庭、子供達の生活習慣そのものの変化が加速しております。
そんな時世の中でございますが、次世代を担う子供達に携わっている私達は、サッカー以外の人間育成も課せられているという自負を改めて感じています。

これは、体育だとかスポーツだとかを議論すべき次元ではなく、育成年代の指導者として当然の心得と思っております。

よって、クラブも、日常の進化について行けるように、常に学び続けていく責任と義務を確認している次第でございます。

人間育成を考えた時、振り返ると、若き自分は、

小学生の息子がいた時期があり、
中学生の息子がいた時期があり、
高校生の息子がいた時期があり、
大学生の息子がいた時期があり、
今は社会人の息子がいる時期になりました。

その時、その時の親の心情も経験してきました。

小学生、中学生の息子さんがいる親の心情も大切にしてあげながらも、その先の時期にうまく繋がるように、その先の時期で何が必要となってくるのか、30年間監督として、子供達を見続け、その子達が成人になり社会人として活躍しているプロセスのケースを沢山経験してきました。

微力ながらも私の経験や知識をこども達に伝わることで、少しでも大人になったときに良い方向へ導けていたならと思っています。

それと同時に、サッカー指導である以上は、常に新しい世界トップレベルの情報も子供達に正確に提供することも使命であると考えています。

本年は、峡北地域(北杜市・韮崎市)初のクラブチーム「八ヶ岳グランデ」という原点に戻しながらも未来を見据え進化させます。

全ては未来の子供達の為に、新たな一石を投じる挑戦を致します。

サッカー界に身を置き46年、監督として30年の経験を活かし次世代へ礎を築きます。

本年も皆様のお力をお貸しいただけるよう真摯に挑戦してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。


2018年1月1日
クラブ代表 田畑雅宏